11・12裁判勝利をめざす決起集会にご協力を

弁護団と禰屋町子さんは、裁判で検察の主張(査察官が作成した「査察官報告書」をもとに、I建設の脱税を告発した。)を事実と証拠に基づいて全面的に反論しました。そして今年1月12日に広島高裁は、査察官報告書を採用して事実認定をしたことは、違法として、検察の立証、一審裁判所を断罪し、一審判決を破棄して審理を岡山地裁に差戻しました。
刑事事件で99・9%有罪判決の中で画期的といえる判決でした。
裁判とは、両方の主張に公平に耳を傾け、公正な判断をするものです。差戻し審で判決後9ヶ月が経過しましたが、弁護団の再三の要求にも公判は開かれていません。
私達は早急に公判を開かせ、事実を究明し無罪を勝ちとるために決起集会を開催することにしました。
是非、会員や組合員のみなさんに参加を呼びかけてください。また集会のための募金にもご協力ください。

国税局職員の異動2

倉敷民商弾圧事件において査察官報告書を作成した木嶋輝美が7月の異動で、広島国税局調査査察部
管理課の課長補佐になったことは、以前お知らせしたところですが、その詳細が職員名簿によってわか
りました。

木嶋氏の査察官報告書作成をサポートしていた青木利幸も同じ管理課に異動(審理官)しています。
また、事件当時に倉敷税務署で総務課長補佐だった土井亮徳も同じ部署(情報技術専門官)に異動し
ています。土井氏は事件当時、税務署交渉に訪れた私達を監視するような態度でしたし、また総務課長
を実質的にコントロールしているような印象でした。偶然かもしれませんが、職員名簿にこの三名が並
んでいるところを見ると嫌な記憶が蘇ります。

*調査査察部査察管理課:悪質な脱税者に対して刑事責任を追及する為の調査の企画・立案等をする部署

 

訴訟費用負担執行免除申立て却下の通知が

小原・須増さんは、訴訟費用負担の執行に対し、免除の申立てをしていました。しかし9月26日、
岡山地方裁判所は、却下の決定を通知してきました。
大して期待もしていませんでしたが、こういうものが実際に届くと腹立たしいものです。
二人とも切実な状況を誠実に申立書に書き、それを証明する書類を添付しています。
また須増さんは、家族や親戚の西日本豪雨の被災状況も、新たに執行免除申立理由のとして補充書を提出
していました。それを、「理由がないものと認め」と理由なしに却下する裁判所に怒りがわきます。

決定通知の日付は9月21日、裁判長は、現在の禰屋事件と同じ後藤有己裁判官でした。

日本母親大会で事件支援を訴え。署名2328筆が届けられる

少し前になりますが、8月25日から高知県で開催された日本母親大会(4300人参加)
で、禰屋町子さんが事件支援を訴えました。会場で署名が集まり、このほど東京の日本母親大会連絡会から送られてきました。

禰屋町子さんのコメントを紹介します。
私は母親大会で緊張しながら支援者の方々と壇上で訴えました。後日、日本母親大会連絡会より、署名が2328人分届きました。日本母親大会の皆さんありがとうございます。「強固に見える砂山を崩壊させるための、粘り強い長期にわたる一粒を落とし続ける行動」が必要と思います。強固な砂山をくずす一粒となるのが、皆さんの署名です。どうか一粒の砂になってください。

母親大会での禰屋さんの訴えの内容
私は5年前、岡山地検に法人税法違反(脱税)の共犯者として突然逮捕されました。無実の罪により428日間も勾留され、それに耐え、完全黙秘で闘い抜きました。私が頑張れたのは皆さんの励ましがあったからです。この事件は消費税反対運動に取り組んでいる民商に対する弾圧です。昨年の3月、岡山地裁で、不当判決を受けましたが、今年1月に、広島高裁は「岡山地裁の判決を破棄、岡山地裁に差し戻す」と画期的な判決を受けました。差戻後、検察は未だに今後の主張と立証計画を示すことができていません。この事件は、司法取引・共謀罪の先取りです。皆さん、無罪判決を勝ちとるまでご支援、署名をお願いします。

 

被災されたみなさんに心よりお見舞い

胆振東部地震の被害に遭われたみなさん、台風21号の被害に遭われたみなさん、心よりお見舞い
申し上げます。倉敷民商弾圧事件では、北海道から裁判傍聴に来ていただきました。また須増・小原
両名を何度も北海道も招いていただきました。9月8日には、帯広・釧路・北見民商合同の学習会が
予定されていました。
また関西にみなさんには、事件当初から多大な御支援をいただきました。

本当に心配しております。一日も早く日常生活に戻れるようお祈りしています。

国税局職員の異動

倉敷民商への査察調査を指揮、禰屋裁判でも査察官報告書を作成し、証人として出廷した木嶋輝美氏は
2016年から島根県出雲税務署(法人統括)に在籍していましたが、7月の異動で広島国税局調査査
察部に返り咲いていたことがわかりました。
官職は「異動速報」によれば査管補佐と記載されております。
査管補佐がどの部署・地位を意味するのか明確ではありませんが、査察調査の方針及び計画の企画・立
案などをする部署、査察管理課の課長補佐ということかもしれません。
官職も含め、あくまで推測ですが小原・須増裁判の最高裁棄却決定もあり、禰屋裁判差戻審への対応と
して、呼び戻されたのかも。