訴訟費用負担執行免除申立て却下の通知が

小原・須増さんは、訴訟費用負担の執行に対し、免除の申立てをしていました。しかし9月26日、
岡山地方裁判所は、却下の決定を通知してきました。
大して期待もしていませんでしたが、こういうものが実際に届くと腹立たしいものです。
二人とも切実な状況を誠実に申立書に書き、それを証明する書類を添付しています。
また須増さんは、家族や親戚の西日本豪雨の被災状況も、新たに執行免除申立理由のとして補充書を提出
していました。それを、「理由がないものと認め」と理由なしに却下する裁判所に怒りがわきます。

決定通知の日付は9月21日、裁判長は、現在の禰屋事件と同じ後藤有己裁判官でした。

最高裁前で不当決定に抗議。

 

 

6月22日、小原・須増裁判の上告棄却決定に対して、抗議行動を最高裁判所前で行いました。
32名が参加。本当に多くのみなさんが集まって下さいました。感謝感激です。岡山県からは、
7名が参加しました。
小原さん、須増さん、禰屋さんをはじめ、東京、千葉、神奈川の支援団体、民商・国民救援会の
方々が上告棄却決定に対する、抗議の思いを最高裁判所に向けぶつけました。(裁判官が聞いて
いたかどうかわかりませんが、窓は開いている所が多くありました。)

毎月行われていた最高裁要請行動ですが、上告棄却という不当決定を受け、しばらく要請行動は
お休みになります。しかしまだ、禰屋裁判はまだまだ続き、必ず最高裁判所に上がってきます。
この場所にまた戻ってくることになります。みなさん引き続きよろしくお願いします。

地元で緊急抗議集会を開催しました

6月17日、緊急抗議集会が倉敷市内で開催されました。これは小原・須増裁判の最高裁上告棄却を
受け、緊急に企画したもの。各地で民商の総会が開催される中で、93名の参加者がありました。
集会では、則武透弁護士から地裁判決から最高裁までの総括、今後の闘いについて報告がありました。
則武弁護士は、私見と断った上で、民商運動の理論的解明が進んだこと、地裁判決の評価として事実
上の無罪を勝ち取ったこと、これ以上の民商の組織弾圧を食い止めたこと等は、今後の禰屋裁判に大
いにつながるものだと解説。最後に自由法曹団総会での石崎和彦弁護士の講演の発言(注)を紹介し
て結びとしました。
東京弁護団の鶴見祐策弁護士は、今回の棄却決定について中身のないものと断罪。詭弁を使ってなん
とか有罪にするためのもの。民商は弾圧のたび、大きく組織を拡大してきた歴史があると解説しました。
谷和子弁護士からは、禰屋裁判についての現状を報告。今だに検察は、立証計画を提出していない、禰
屋さんを早く被告人の立場から解放すべき、公訴を取り下げるべきだと訴えました。山崎博幸弁護士は、
世界の多く国で納税者権利憲章があることに触れ、この裁判をたたかう意義について語られました。
集会では、小原さん、須増さん、禰屋さんの訴えの後、大阪、滋賀、兵庫、神奈川の支援団体からの熱
い代表発言がありました。
みなさん、本当にありがとうございました!

集会で挨拶する末田正彦支える会会長

 

(注)石崎和彦弁護士の自由法曹団総会の講演での発言「事案と時代によっては、弾圧事件で無罪を勝ち取ることが絶望的である場合もある。それでも自由法曹団の弁護士は、その絶望的な闘いを闘ってきた。それは、見込みのない闘いを義理や意地で行ってきたということではない。無罪をとれなくても、その闘いの中で弾圧の目的を無にして、あるいは広く法の不正義を明らかにして、国民の中に弾圧と闘う人々を作り出し、弾圧を行うことができないようにする、そうした目標をもって奮闘してきたのである」

検察から訴訟費用を払えと

倉敷民商事務局の小原さんと須増さんのもとに、広島高検岡山支部より普通郵便が届きました。
内容は主に、
1貴殿は、刑事裁判で訴訟費用の負担を言い渡されています。金額については、裁判記録が
返還になっていないため、
今の段階では不明です。
2この訴訟費用を貧困により納付できないときには、裁判所に訴訟費用執行免除の申立てを
することができます。この
手続きは、裁判が確定した日の平成30年6月5日から20日以内
(裁判所必着)
にしなければなりません。

となっていて、連絡先は広島高等検察庁岡山支部徴収担当が記されています。
しかし、この文書が二人の家に普通郵便で届いたのは、翌週の6月11日、12日です。
文書の発行日も、到着日も6月5日をとうに過ぎています。いろんな意味で腹立たしい。

6月17日に緊急集会を開催。

不当な最高裁の上告棄却決定(小原・須増裁判)受け、緊急抗議集会を地元で開催します。
日時は、6月17日(日曜日)午後2時より。会場は、倉敷医療生協会館にて(緊急開催のため
他に会場がとれませんでした)。弁護団より、則武弁護士と谷弁護士が、それぞれ報告予定。
小原さんは、歌も披露。

最高裁が不当決定

最高裁判所に上告していたの小原・須増裁判(税理士法違反事件)ですが、上告棄却決定の通知が当事者のもとに届きました。
主文と理由の全文は下記のとおり。弁護団の叡智の結晶ともいえる上告趣意書、専門家による意見書、
そして様々な思いが詰まった122,000筆以上の要請署名を一顧だにしない決定です。
上告趣意書は度々補充され、6月22日にも補充書の提出を予定していました。
声明や当事者のコメントは、今後掲載する予定です。

主文 本件各上告を棄却する
理由 被告人両名の弁護人清水善朗ほかの上告趣意のうち、判例違反をいう点は、事案を異にする判例を引用するものであって、本件に適切でなく、その余は、憲法違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反、事実誤認の主張であり、同弁護人前川雄司の上告趣意は、憲法違反をいうが、実質は単なる法令違反の主張であり、同弁護人坂勇一郎の上告趣意は、単なる法令違反の主張であり、同弁護人荒井新二の上告趣意のうち、判例違反をいう点は、事案を異にする判例を引用するものであって、本件に適切でなく、その余は、単なる法令違反の主張であり、同弁護人鶴見祐策の上告趣意は、憲法違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反、事実誤認の主張であり、同弁護人石崎和彦の上告趣意は、憲法違反をいうが、実質は単なる法令違反の主張であり、被告人小原淳及び同須増和悦本人の上告趣意は、憲法違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反の主張であって、いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。
よって、同414条、386条1項3号により、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。
平成30年5月29日最高裁判所第三小法廷

1/12破棄差し戻し判決、週刊金曜日に掲載

1月26日付週刊金曜日(1169号)で倉敷民商弾圧事件を掲載。
「金曜アンテナ」のページで、ジャーナリストの三宅勝久さんが記事を書いています。
「倉敷民商事件」で一審有罪判決の破棄差し戻し判決 検察「脱税幇助」でっちあげか

週刊金曜日公式サイト(バックナンバー)→http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/002481.php